2011.08
清涼感漂うシソは、夏の和食の彩りに欠かせない香味野菜ですが、実は中国原産の野菜。日本では平安時代以前から栽培されていたといわれています。香 りが良く薬味に使われる青シソ(大葉)の他、梅干しなどの着色に使われる葉が紅紫色の赤シソ、香りが良い「芽(芽シソ)」や「穂(穂ジソ)」などがありま す。
シソは、ビタミン、ミネラル類が多く、特にカロテンとビタミンB2、カルシウムの含有量は野菜の中でも群を抜いている、栄養豊富な緑黄色野菜で す。ただし、1回の食事でたくさん摂取できるものではないので、薬味や刺し身の彩りはもちろん、汁物の吸い口にしたり、肉や魚に挟んで揚げたりと、食べる 機会を増やしたい野菜です。
調理のときは、乾燥を防ぐため、使う直前まで水に漬けておくか、冷蔵庫に入れておくようにします。千切りにして薬味にする場合は、茎とかたい葉脈 を切り取り、何枚か重ねて丸め、端から細く切るときれいに切れます。あくがあるので、切った後、さっと水にさらすと切り口が黒ずみにくく、緑色がきれいに 保てます。
選ぶときは、葉先までピンとしていて、葉や切り口が変色していないものを。保存の際は、乾燥を防ぐため湿らせたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて野菜室へ。1週間以内に使い切ります。
ちなみに、シソの香り成分には高い抗酸化作用と防腐効果、食欲増進作用があります。暑くて食欲のないときには、さまざまな料理の彩りにシソを活用し、たくさん食べるようにしましょう。
<レシピ紹介>
ひじき入り梅シソチャーハン
■材料(2人分)
ご飯・・・・・・・・2膳分(300g)
ひじき(乾燥)・・・8g
ちりめんじゃこ・・・10g
梅干し・・・・・・・大1個(20g)
シソの葉・・・・・・10枚
卵・・・・・・・・・・・・・・・1個
小麦粉・・・・・・・・・・・150g
サラダ油・・・・・・大さじ2
塩・・・・・・・・・少々
こしょう・・・・・・少々
調理時間
15分(ひじきの戻し時間は除く)
■作り方(1人分 398kcal)
| (1) | ひじきはたっぷりの水に約20分漬けて、やわらかく戻し、水気を切ります。長い場合は食べやすく切ります。 |
| (2) | シソは軸を取って細切りにし、水にさらして水気を切ります。梅干しは種を取り、果肉を包丁で細かくたたきます。 |
| (3) | フライパンに油を強火で熱し、じゃこ、ひじきを炒めます。油が回ったら、ご飯を加えてさらに炒め、全体が混ざったら、梅干し、塩、こしょうを加えて調味します。 |
| (4) | 盛り付けて、シソを載せます。 |
撮影:大井一範







