彩時記

鴻巣市郷地・カントリーエレベーター

　水田に映された青い空と白い雲、水平線に鏡を置いたような、対照的な風景。太陽と土と水のハーモニーが整然と区分けされたフィルムのネガのような田んぼに注がれる。風が通り抜けるこの生息地が、夏の稲穂、秋の収穫まで田んぼキャンパスに描かれる風景が今から目に浮かぶ。