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営農情報

健苗づくりのポイント

 種まきの準備から育苗までの期間は、気象の変動が激しく、勘違いやちょっとした油断で、苗を駄目にしてしまうことも少なくありません。

 せっかく手間暇をかけるのですから、揃いの良い丈夫な苗ができるよう、下記のポイントに気を付けて、健苗育成に努めましょう。

1.安心確保の種子更新

イネは自家受粉が基本ですが、しばしば交雑(異なる品種の性質が混ざりあうこと)をしたり、異品種が混入することがあります。

 このため、種子更新をせずに自家採種を繰り返していると、いつの間にか違う品種が混ざっていた?ということになりかねません。

 検査の結果、「異品種混合」と判定され雑米扱いとなり、価格が大幅ダウンしてしまう前に、正規の種子に更新しておきましょう。

2.袋の中まで種子消毒

 種子消毒には、農薬による消毒と温湯消毒があります。

 網袋に入れた種もみを消毒する場合、薬液または60℃のお湯に、それぞれ決められた時間浸けておくのが基本ですが、一つの袋に種もみを入れ過ぎると、中心部分まで薬液や温湯がいき渡らず、消毒効果が不十分になってしまうおそれがあります。

 種子消毒を確実にするため、種もみは小分けにして数回撹拌しながら行いましょう。

3.浸種時の水温低下に要注意

 浸種は、休眠状態の種もみに水分を吸収させて発芽の準備をさせる大切な作業です。

 浸種期間は積算温度で100℃が目安となりますが、水温が低すぎると効果も下がってしまうので、注意が必要です。できれば、「水温11℃で9日間」~「14℃で7日間」程度に収まるよう、行って下さい。

 浸種作業時には、水温が下がり過ぎないよう、温度計を使って確認する習慣を身に付けましょう。

4.資材を使ってラクラク温度管理

 晴れた日の午前中に育苗ハウスを開け忘れて、気付いた時には苗が焼けていたという事例が後を絶ちません。

 「健苗シート」や「シルバーポリトウ」などの保温性の高い被覆資材は、ハウスの換気を怠るとすぐに温度が上がり過ぎてしまうため、こまめな管理ができない方は、アルミ蒸着フィルムを使いましょう。

 アルミ蒸着フィルムは、熱のもとになる赤外線をほとんど通さないので、ハウス内の温度が上がっても、シートの下を35℃以下に保つことができます。

 また、わずかに光を通す性質のため、緑化初期まで使える上に、保水力も高いので、被覆中のかん水作業も不要です。

 育苗期間はやや長くなりますが、ハウス内に広げた苗箱の上に、隙間を作らないようにべたがけすれば、苗の大きさが10~15ミリになるまで、被覆したままでOKです。

育苗ハウス

情報提供 さいたま農林振興センター農業支援部
電話 048-822-1007

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